抗がん剤 副作用 report0 毒薬・劇薬指定

この文章は「抗がん剤　副作用　report1」の、前に下書きしていたのですが、公開がreport1のあとになってしまい、内容が前後します。申し訳ありません。

xelox療法も、早くも3クール目

1クール目はほとんど副作用は出なかったのに、2クール目からオキサリプラチン点滴時に血管痛がかなりあり、カペシタビンの服用が進むにあたって、胸痛、息が上がり、疲労感がでてきて、冷たいものに触れなくなって、3クール目では全身にピリピリ感、寒気、指先は赤切れ状態、蚊に刺されたところもキスマークみたいに赤くはれて、もう化学療法に挫折しかけです。皆さんよく耐えていけてるなぁとほんとに思います。これを8クールも続けることは、とても無理です。それで余命が半年、1年延びたとしても、化学療法を続けるのは、しんどいです。

蚊の刺された跡

僕の場合はステージⅣで、化学療法の目的が、お医者様の説明によると、完全寛解でなく延命治療が目的なので、結局、痛い思いして、いずれは精神的・身体的にボロボロになって、死ぬのは、今のところ、いやです。

さて、化学療法前に、次のような説明を受けます。「抗がん剤は、がん細胞を死滅させるだけでなく正常細胞もダメージをあたえるからと、それが副作用として発現すると。がんを治すためには、我慢しましょうねぇ」的な。レガシー抗がん剤だけでなく、ベバシズマブのような分子標的薬でも、副作用が。

でも、オキサリプラチンがどうして末梢神経症状を引き起こすのか、というと

「発生機序は、神経細胞の細胞膜にてoxalateとCaがキレートを形成し、Naチャネル流入を阻害することによると推定されます。」（ヤクルトのHPから）人も地球も健康に Yakult  医薬品事業

推定されるって、よくわかってないのに使ってるの？という驚き( ﾟДﾟ)

さらにオキサリプラチンって毒薬指定になっているって*1

でも、しょうがないよね。愚痴ってごめんなさい。

毒薬の表示「毒薬：黒地に白枠、白文字で「毒」」

たしかにオキサリプラチンの表示の前に「毒」表示がついている

僕の場合たぶん体表面積2平方メートルで260mg投与

LD50（半数致死量）が、
Intraperitoneal LD50 (rat): 14.3 mg/kg; Intraperitoneal LD50 (mouse):19.8 mg/kg;

注射で（たぶん）マウス　14.3mg/kg　ラット　19.8mg/kg　ということか？

うーん、計算すると悩ましいね

*1:+_+