拡張型心筋症 発病 start here 病歴1
2014年2月頃
歩くのがしんどく、呼吸もしにくい、まるで風邪の症状で、小型のキャスター付きスーツケースを杖代わりに、かかりつけ医を受診したところ胸部X線で心拡大と肺うっ血を認め、また心エコーで拡張型心筋症の疑いということで、大きな病院を紹介してもらいました。
このごろ母親の介護が始まって、精神的にストレスがマックスで、パニック障害を引き起こし心療内科も受診してました。もしかしてストレスから発症したのかもしれないですね。ちなみに、大病院の主治医は、「以前から発病していたけれど、この頃に一気に増悪した」という見立てです。
大病院で心エコーで見てもらったときに、検査技師が、見立てを入力したところに「DCM初期の疑い」と書いてあったのが、今でも印象的です。DCMってなんだ?DilatedCardiomyopathyを略してるんですね。
2014年3月頃
確定診断のため心臓カテーテルやMRIなどの検査をしていただき、「特発性拡張型心筋症」と診断していただき難病指定となり、臨床調査個人票を書いてもらい医療費一部公費負担してもらえることとなりました。
治療は投薬のみとして、ダイアート(利尿剤)、レニベース(ACE阻害剤)、β遮断薬(アーチスト)、セララ(カリウム保持性利尿薬)となりました。これは、その後若干変更されますが。
調査票一部抜粋
この時はNYHA心機能分類でⅡですね。3年後にⅢになります。
左室駆出率22%、悪いですね。BNP236と、まぁまぁ普通に悪いです。
すでに心室内伝導障害と診断、これはのちに完全左脚ブロックとなります。
つぎは、「拡張型心筋症 投薬治療」に続きます